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どのような人がコルポスコピー検査をするのか

local_offer結果の読み方

がん検診の結果ってどう読むの?

健康診断や市町村で行っている子宮がん検診や、症状があり保険で検査を行った場合などの、細胞診の検査結果で精密検査が必要な方にコルポスコピー検査を行います。

保険で細胞診の検査を行った場合には、検査結果説明時に医師より詳しい説明を聞くことができます。

しかし、健康診断で行った場合では、結果用紙のコメントに「要精密検査」と書かれていますが、その前の結果の項目には、見たことがない英単語が記載されています。

そこで、その英語で表記されている内容を、読み仮名も含めて説明します。

扁平上皮系

  • NILM(エヌアイエルエム):陰性。異常なし。
  • ASC-US(アスカス):軽度上皮内病変疑い。
  • ASC-H(アスクハイ):上皮内病変疑い。
  • LSIL(エルシル):軽度異形成の疑いあり。
  • HSIL(ハイシル):中度から高度の異形成あり。
  • SCC(エスシーシー):扁平上皮がんの可能性あり。

腺細胞系

  • AGC(エイジーシー):異型腺細胞あり。
  • AIS(エイアイエス):上皮内腺がんの可能性あり。
  • Adeno-carcinoma(アデノカルチノーマ):浸潤をともなう腺がんがみられる。
  • Other malig:他のがんがみられる。

NILM 以外は病院でHPV検査やコルポスコピー検査といった精密検査が必要となります。

健康診断で再検査となった場合には、速やかに病院を受診しましょう。

 

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監修者

院長

清水拓哉

経歴

  • 杏林大学医学部卒業
  • 筑波大学附属病院初期研修
  • けいゆう病院後期研修
  • 横浜総合病院などで勤務した後に開業

資格

  • 日本産婦人科学会専門医
  • 産婦人科内視鏡技術認定医

所属学会

  • 日本産婦人科学会
  • 日本産婦人科内視鏡学会
  • 日本子宮鏡研究会

手術実績(通算)

  • 腹腔鏡手術・700件以上
  • 開腹手術・150件以上
  • 帝王切開・300件以上
  • 分娩(経腟分娩)・1000件以上
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